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多くの技術基盤を独自に開発
技術開発

40を超える業界に実績があるということ

山本ビニターは高周波・マイクロ波による誘電加熱を使い対象物を加熱する産業用、医療用の機械を開発・製造・販売する専門企業です。

その製品は医療機器、プラスチック加工機、食品加工機、さらには木材加工機など幅広く、40以上の業界、分野に製品を導入した実績をもっています。加熱対象物の形状や性質も業界によって千差万別です。薄いプラスチックシートから分厚い木材、冷凍畜肉の大きなブロック、さらには繊細で複雑な人の身体まで。これには単に「自社の製品を造る」ことを超えた技術研究が必要となります。

高周波やマイクロ波の発振器から見れば、プラスチック、木材、食品、生体などは、まったくの異なる電気特性(インピーダンス)を持っています。また、加熱に応じてその電気特性は、デリケートに或いはドラスチックに変化し続けていきます。加熱対象物を扱う技術との擦り合わせが必ず必要となるのが、誘電加熱機器の世界なのです。

すり合わせ技術を実現する2つの大切なものとは

このすり合わせ技術を実現するために、山本ビニターでは2つのことを重視しています。1つは設計・技術開発です。もの造りセンター(八尾工場)に、社員の半分以上を投入し、技術部、設計部、開発部を集約。日々技術開発を続けています。

もう1つの大切なものは、人の力です。どんなに優れた制御技術を開発しても、製造の現場での擦り合わせがうまくいかなければ、お客様の工場で力を発揮する機械にはなりません。もの造りの職人の研ぎ澄まされた技量とセンスが不可欠なのです。

山本ビニターの工場には、コンベアラインというものがありません。お客様のご要望に合わせてカスタマイズされた製品を、エンジニアのチームが一台ずつ手づくりで組み立てています。もの造りに一途に取り組んできた、山本ビニターならではの「匠の心」が息づいているのです。

世界に通用する製品、リードする製品を創り出すには、世界に通用する人材、リードする人材が必要です。山本ビニターは社是「常に一歩前進」を胸に、人材育成からその技術のレベルアップを目指しています。