• 電波加熱研究所
  • もの造りセンター 八尾工場
  • ダウンロード
  • 資料請求
  • お問い合わせ
  • ビニターチャンネル

山本ビニターのもの造りへのこだわり
もの造りのこころ

誘電加熱は「すり合わせ」の技術。だから人の力が欠かせない

高周波やマイクロ波による誘電加熱の技術キーワードは「擦り合わせ技術」。部品をアッセンブルすればできあがる組み立て技術ではありません。高周波やマイクロ波を発生させる発振器製造技術、そのエネルギーを効率的に的確にワークに与えるためのアプリケーション技術、これらは高度な擦り合わせ技術で、熟練の技術者の経験、ノウハウが必要です。さらにメカトロニクスやロボテックス技術、全体を制御するソフトウェア技術、さらには加熱対象物を深く観るセンシング技術が、もの造りの現場で融合して初めて効果的な加熱を行うことができます。

加熱対象物の性質や形・大きさによってもまったく異なります。医療機器では、生体や細胞組織、生理作用などを研究し、楽器製造用木材加熱では「音質」、食品加熱では、「味覚や食感」という技術にも挑戦してきました。

山本ビニターの製品は特注品はもとより、スタンダード品であっても一台一台お客様にフィットさせるのが当然と考えています。

この擦り合わせに欠かせないのが鍛えられた技術者の五感。「高度で最先端の職人技」と言うべき力が不可欠です。60年以上にわたって人の上に積み上げられてきた技術は、後続の追随を許すことは決してありません。

大量生産ではなく、誰にも負けない技術による少量多品種生産。山本ビニターは今後も、グローバルニッチトップの道を歩んでまいります。