プラスチック加工機 技術情報
進化するオリジナル技術

トランジスタ式ウェルダー仕様

高周波出力の最高峰のコントロールシステムです。理想的な進行波/反射波を制御するフィードバック制御により、高次元の効率と溶着安定性能を提供します。

■トランジスタ式ウェルダー仕様仕様の特長

①コンパクト

装置が軽量、小型でコンパクトです。(100V電源も使用可)

②分離可能

電源・発振部と整合・電極部との間をケーブル接続し、分離配置が可能です。レイアウトの自由度が広がります。

③待ち時間なし

予熱不要で即動作可能です。

④優れたメンテナンス

トランジスタの寿命は半永久的です。

⑤高精度で高効率な出力

反射電力を抑えるため加熱効率が高い。高周波電力をダイレクトにコントロールすることで狙った電力(熱量)を精度よく再現します。

⑥スパーク制御

スパークしやすいフィルムや金属物が周辺にある溶着(ハーネス加工)、水分が付着しているフィルムも溶着が可能です。

従来の出力調整は、発振回路に流れる電流を監視して整合機で調整をおこなっていました。トランジスタ式発振装置では、新たなパラメータである進行波、反射波を制御する方式になっています。進行波とは、発振部から送られる設定電力。反射波とは、電極部より整合回路を経て跳ね返ってくる電力のことです。この反射波を限りなくゼロに近く整合できるように高速にコントロールします。